おかんの入院

実家の母が入院したと聞き、弟が勤務している病院へ出向いた。
長野県の最南端の病院で、山の中。
冷房を効かせずに、窓を開けて自然の風で過ごせていた。
肺炎の診断だったけれど、酸素も不要で一安心。

先日、本屋に行った時に、「親が死ぬまでに行うこと」という本が目に入った。
ちょっと立ち読みした時に、親と一緒に過ごせる時間はそんなにない、肩を揉んでみてもいいかな・・なんて思っていた。
今日はそんなチャンスの日かと思ってみたけど、いざ母親を目の前にして
大人同士で話す内容は淡々としたものだ。
一瞬肩を揉んでみようかな?とも頭をよぎったものの、
今日は私の方が肩を揉んで頂きたい位だ・・なんて頭で会話していた(笑)。
あれこれと考えているうちに、姪っ子達がやって来て、病室が賑わった。
母親も私と話す表情よりも、孫の顔を見ている顔の方がはるかに笑顔だった。



近所にある蓮花の池。

そこで一句☆

夏蝉の
たにし住まわる
蓮花沼。
なかなか天才的な俳句じゃありませんか。(笑)