罪人

この頃は、すどおり様のご家族への説明不足で、課長に面談に入って頂いた。
息子にファーストコールしたが、コールバックがなく、やむを得ず中国人の嫁に行動制限の同意を電話で頂いた。勿論、息子さんに電話したが繋がらなかった事や、息子さんに伝えて欲しいとお話をした。
久しぶりに出勤をして課長から、トラブルのあった報告を聞いても、その時にどんな対応をしたのか?と言われても、即答できるはずもない。こうして、何日かおくと思い出されたりする。
「ご迷惑をおかけしました。」と課長にはお詫びした。
しかし十分にこちらも対応したが、中国人の嫁には伝わる訳もなく、更には息子さんからコールバックはないまま、主治医との面談の時に、看護師の対応が悪いと言われ、言い訳も出来ないままにいる事が悔しかったりする。
今日は、8月1日に緊急手術した田沢君の身長と体重を測ってないと、手術室の看護師にベテラン看護師が申し送りしたが、腰麻の身長体重の必要性が解っているのか?と主任に言われた。しかも、本人は身長体重を測ろうと思ったが、ベテラン看護師が測らなくていい…と説明したという経緯を教えてくださいだと。
まず、入院を受けたのは私だが申し送りは他の看護師に依頼したし、ご本人にはそのような説明をしていない事は伝えてたものの、始めから決めつけた態度の攻撃的な言動に、もう少し言動を謹んで頂きたいと思った。そんな事が頭を巡り、経緯はどうだったかと、8月1日から随分経った頃に即答せよと言われても無理じゃない??
深夜に出て手術出しして頂いた金田さんに、不満を吐いた。黙っていたら良かったかもしれないが、私も自分の看護師のプライドを守ろうとしていた。
7月から、プライベートでも色んな事があり、心身共に疲れていた。また、追い討ちをかけたストレスがやってきた。看護師のプライド?出来る看護師でいたいとしがみついている自分…。主任に対しては羨望と不満の両方の目でみていた。私は嘘と偽りの塊じゃないか。私とてろくなもんじゃねぇっ!
もう、煮るなり何なりしてくれ〜と、開き直りしたら、楽になった(笑)。

今日見た「怪談かぐや姫」で、いいセリフがあったな。「真実は偽り。偽りもまた真実なり。」
真実に生きる事の難しさを知るものだ。なーんてね(笑)。
いつもよっし〜はじめ皆に気を使って頂いているが、今夜はゆきちゃんが、「あっ、元気ない!」と察したようだった。これではいけないっ、皆さんと一緒に楽しめるようでないと…と思った。