テレパシー

いつも明るく笑う日向ちゃんと話した。ご家族に関わる悩みを明るく話す、日向ちゃんは、私だったらこんなにも明るくしていられないと思った。ご家族が、病気を抱える中では、偏見や好奇の目を感じながらも、よく話して頂いたと思う。おばさん感覚で、根掘り葉掘りと聞いてしまったかな…と、反省もした。

仕事が終わり、氷ついたフロントガラスが溶けるまで、車中で神様に祈った。「神様、日向ちゃんとご家族に対して私に出来る事はなんですか」

すかさず、真夜中だったがメールを送った。

そうしたら、15分程で返事がきて、なにか、一歩を踏み出そうとしている姿勢が伺えた。